東京韓国学校は50余年前、在日海外同胞たちが民族教育のために設立した学校です。設立背景と根幹を常に想起しながら現実に安住しないで、世界に通用する人材をたくさん育成することこそが本校の歴史的な使命だと思います。

本校は韓国や日本の他の学校とは違い外国の文化や言語などを一緒に学ぶことができる有利な環境にあります。また、需要者中心の教育課程編成が可能な点も本校だけの長所だと言えます。私は2008年  第16代校長として赴任してから学校の運営方針を次のように設定しました。ひとしく努力して世界の中の名門学校を作って行きましょう。

1. 民族意識確立のための教育を強化します。
 民族意識確立のための教育には国語教育の強化が必須的です。体系的に考え、思ったことを国語で正しく書いて言えるようになることこそが民族教育の出発点です。また、国語、ハングル文字に対する深い理解は他の外国語を正しく理解する為の近道でもあります。まず、自国の文化、自国の言葉を正しく学んで他の国の言語と文化を接すると自身の意思をその国の言語で正しく表現できます。

2. 外国語教育を強化します。
 本校が日本に位置する利点を活用して、原語民教師の採用をふやし需要者中心の教育課程を編成することで英語、日本語を自由自在に駆使し読んだり話すことができるようにします。国際化時代に一歩先立った教育を心がけます。

3. 学校を開放して自己主導的学習が成り立つようにします。
 勉強したい生徒はいつでも学校に来て自ら勉強できるように学校を積極的に開放します。勉強は自らの必要に応じて效率的で積極的にできるようになります。自ら未来を設計し自身に必要な勉強をするようにします。

4. 学校構成員すべてが意思決定に参与できる学校を作ります。
 学校教育の主要事項を教職員、学生、学父兄の意見を幅広く集めて決定することで皆が主役になる雰囲気を作ります。学校の構成員らが一緒に参加して内外において信頼される学校を作ります。

5. 人性教育を強化します。
  知識に偏った教育によって学校の根底が崩壊している今日この頃です。他人を先に配慮し、譲歩しながらしながら暮し合う智慧を学ぶことは民主主義教育の基本です。
本校のホームページが学校の情報を互いに共有し、良い意見を収集できる、もうひとつの開かれた空間になる事を期待してやみません。

学校長 金 明 植